猫の耳たぶ

失業者が思ったこと感じたことを書き散らします

長生きしたくないけど病気にはなりたくない

今日本人の平均寿命は、女性が87歳、男性が81歳と両性別とも80歳を超えている。

世界で見ると、女性は5年連続で世界2位、男性は3年連続の長寿大国である。

ちなみにご長寿第一位は男女ともに香港であるらしい。

なんと女性の半分が90歳以上生きるという恐ろしいデータまである。

 

正直に言って、これから病気にならなければ、あと60年近くも生きるのかと思うとうんざりしてしまう。

しかもこの平均寿命というのは寝たきり状態の人も含まれているので、

介護を受けたり、他人に頼らず健康的に生活できる「健康寿命」では、

男性72歳、女性75歳となっている、これでも随分長い気がする。

私はこんなに長生きしたくないが、病気になって苦しみたくはない。

生活習慣病なら規則正しい生活をしていればある程度予防できるので、

朝早く起きて、なるべくジャンクな食事は避けて、早めに寝るといった健康的な生活をしているけれどなんだか矛盾している気がする……

 

 

人間いつ死ぬかわからない。

明日交通事故で死んでしまうかもしれないし、通り魔に殺されるかもしれないし、突発的な病気で闘病生活を送ることになるかもしれないので、長生きしたくないなあと思うことは、現状が恵まれているからこそ発生する考えで、贅沢かつ無意味な願望かもしれない。

 

ちなみに平均寿命ランキングの第1位は男女ともに香港で、女性は88歳で男性は82歳とのこと。

わずか1歳差ではあるが、日本が1位になったらなぜか世間ではお祝いムードになったりするんだろうか。

私は意識もなく、チューブに繋がれてまで生きたくない。

 

 

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失業保険おかわりしました

今日は2回目の失業保険の認定日だったので、朝からハローワークへ行ってきた。

春らしいぽかぽかでうらうら陽気、絶好のハロワ日和で気分は最悪である。

 

 

 ↓初回認定日の時の記事

151542427777.hatenadiary.jp

 

2回目の失業保険の給付を受ける条件は、

求人への応募、セミナーへの参加、資格の受験等の就職活動を認定日までに2回実施して、活動内容を申告書に記載して提出し、無事承認されれば給付金を受け取ることができる。

 

この求人への応募について勘違いをしていた。

ハローワークに行ってパソコンで求人を検索、応募することだけが該当するのかと思いきや、

なんと自宅でリクナビマイナビなどの就職サイトを通してのエントリーも就職活動として認められるらしい!

これを知ってハロワへは一度も行かず、スマホリクナビから2件エントリーをした。

そして企業名を申告書に書いて、無愛想なハロワのおばちゃんに提出した。

 

……これは実際にハロワから企業へ、応募の事実確認とかしているんだろうか?

でも膨大な数だろうし、ただでさえ毎日毎日無職の相手をして忙しくイライラしている職員が、1件1件そんな連絡を企業に取っているんだろうか?

完全に自己申告なので証拠もないし、エントリーした!って嘘をつく人も多そうだな、と思った。

 

書類を提出後、また照明も雰囲気も薄暗い待合室にぶち込まれ、

10分ぐらいしたら名前が呼ばれ、おじいちゃん職員に書類OKです!来月またきてね!!と言われて無事に失業保険のおかわりに成功した。

 もっと厳しい審査かと思っていたので、想像以上にあっさりしていて拍子抜けしてしまった。

 

そして来月でついに失業保険の給付が終わってしまう……

そろそろ本格的に就職活動をしないと収入がなくなってしまい、生きられなくなる。

失業保険を無限におかわりしたいが、そんなニートが爆増するような制度はないのである。

ただでさえ求人は少ないし、事務職以外の仕事に就いたことがない。

先のことを思いすぎると、目の前と気分が真っ暗になるのであまり深く考えてないようにしているが、現実はいつもいつまでもそこにいる。

4月中には内定が出るようがんばります。

 

【読書感想】パニック/開高健

昭和に活躍した文豪、開高健のデビュー作「パニック」について、感想を書いてみた。


開高健は釣り紀行の名作「オーパ!」や従軍記者としてベトナム戦争に赴任した経験を元に書かれた「ベトナム戦記」、「闇三部作」などエッセイ、ルポルタージュの名手として有名だが、小説家としてデビューしており、「裸の王様」で芥川賞を受賞している。
小説作品の中でも、デビュー作の「パニック」が情勢的にあまりにもタイムリーな作品だったので再読した。



本作のあらすじは、120年に一度だけ実る笹の実を食べてネズミが大量発生して街中が大騒動になり、
街にあふれたネズミ対策に翻弄される人々を書いた作品である。
主人公は真面目な役所の人間で、ストーリー面では人物描写よりも政府の腐敗や怠慢に焦点が当てられている。
他の登場人物は無能で口が臭い上司、保身にばかり走る役員たちなどまあロクな人間がいない。
主人公はネズミ捕りの名手、イタチを野に放すことを思いついたが、イタチを購入した後、内部の汚職に気づいてしまう。



役所内でごたごたドタバタしている間にも、ネズミの進行は止まらない。遂には人間の赤ちゃんがネズミに食い殺される事件まで発生、
打つ手がなくなった役人たちは、「ネズミ騒動は解決した」と全くの嘘を報道するようにマスコミに指示をする。
そして汚職に気づいた主人公は、なんと左遷させられてしまった。クソの極みである。
ネズミ騒動は、デマの報道で収束となり、主人公の絶望で終了するのかと思いきや、誰もが思いもしなかった、狂気を感じる結末であっさり解決してしまった。


「パニック」は1957年に発表された作品だが、文章がとても綺麗で読みやすく、全く古臭さを感じさせない。

自然災害について、本来国民を守るために存在する政治家たちが、責任の押し付け合いや事なかれ主義に走り、
どうしようもなくなったあげくマスコミの力を頼り捏造した情報を流す。
現実の今でもテレビではウイルスについて恐怖と不安を煽ったり、捏造された情報が平然と流されている。
この作品が書かれた当時、インターネットはまだ存在していないが、今も全く同じことが起きていて、
60年以上前に書かれたとは思えないぐらい、現代に通じている作品だなあと思った。

ネズミパニックの結末について書こうかと思ったのだけれど、
あまりにもあっけなく、衝撃的で狂った最後を迎える。
そしてラストは、日本人のどうしようもない精神に突き刺さる、主人公のもの悲しい一言で幕を閉じる。
社会風刺ものだけれど、ストーリーも面白く、ぜひぜひ読んでみてほしい!
そして開高健作品にどんどんハマってください。



開高健短篇選 (岩波文庫)

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  • 発売日: 2019/01/17
  • メディア: 文庫
 

ウマ娘始めました

グーグルプレイのランキングを見ていたら、ウマ娘プリティーダービーとかいうゲームが上位にあり、そのインパクトのある名前に惹かれてダウンロードしてしまった。

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ウマ娘とは、ジョッキーの女の子でもなく、馬顔の女の子でもなく、マイリトルポニーのような極めて馬っぽいメス馬でもない。
公式サイトを見ると、ウマ娘とは異世界から受け継いだ輝かしい名前と競走能力を持っている人間?ということらしい。
なんだかよくわからないけど要するに現実の競馬を美少女に擬人化したキャラクター…?(雑なまとめ)



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上の画像はレースで爆走中のウマ娘たち。めちゃくちゃシュールである。


レース中は本格的な実況が入ったり、カメラアングルを変更したりなかなか楽しく観戦できて面白い!
しかもウマ娘が走っているとき、パカッパカッと実際の馬が走るときと同じ音が鳴っている。細かい突込みはしない。

そして自分の育てたウマ娘が勝利すると、試合後にウマ娘たちが歌って踊るライブを鑑賞することができる。
今流行のアイドル要素も取り入れており、本当にわけのわからん世界観である。


ゲーム内容はよくあるソシャゲと同じで、
ガチャでウマ娘を引いて育成してレースに勝利させるのが目的なのだけれど、ゲーム内では「逃げ」「ダート」「末脚」など競馬用語がバンバン登場していてよくわかっていないので、まだまだゲーム内容を理解できていない。
でもCGがとても可愛くて、ウマ娘も明るい性格の子が多いのでしばらく続けていこうかな。

ちなみに最初のガチャで画像1枚目の最前列の真ん中の子、スペシャルウィークという道産子のウマ娘を引いたので、この子をよくわからないまま育てている。


ちなみに馬だから人参を食わせるとかそういうシステムはなかった。

30代無職女の雛祭り

今週のお題「雛祭り」

 

 

 

初めてお題に挑戦してみることにした。

 

 

 

すっかり忘れていたが、昨日はひな祭りとかいう女の子のすこやかな成長をお祝いする日だったらしく、

 私も30代無職女性という女の子なので、昨日はどんな1日を過ごしたか書き留めることにした。

 

 

 

 

 

6:00 起床 納豆ご飯を食べる

 

8:00 洗濯、家の掃除

 

10:00 所要があり市役所へ

 

12:00 帰宅 トイレ掃除とかした気がする

 

14:00 ネットで職探し 求人少なすぎて半泣き

 

15:00 昼&晩ごはん もやしとじゃがいも1個を食べた

 

16:00-20:00 すでに何をしていたか忘れた。多分何もしていない。

 

21:00 お風呂

 

22:00 読書 

 

23:00 おやすみ~!

 

 

 

 

 

無職らしく無味乾燥のパサパサした、ひな祭り成分は案の定0。

しかも食べたものが納豆ごはんともやしとじゃがいもである。ひなあられ、ひし餅、ちらし寿司、はまぐりのお吸い物なんてものは

失業保険の収入のみで生きている今、手が届かない高級品、貴族の食べ物なのだ。

 

当然ひな人形もない。うちにある人形といえば、経年劣化して黄ばみつつあるスヌーピーのぬいぐるみと、昔ゲーセンで獲ったわけのわからん動物のぬいぐるみしかない。

 

 

 

そもそもひな祭りとは、古代中国の旧暦3月3日にあたる巳の日に、川に入り身を清める「上巳節」という行事が日本に伝わり、穢れや災いを人形に託して海や川に流していた環境破壊イベントであるらしい。

 

現在も流しひなとして日本各地で人形流しが行われているらしいけれど、流された人形は市の職員などが回収しているとのこと。仕方ないけど、流してないやん……

 

 

 

大人になればひな祭りで祝ってもらうことなんてない。

 家庭や子供を持たない生活をしていると、こういう風習やイベントからどんどん遠ざかってしまうと実感して少し寂しくなってしまった。

 

毎日平坦な生活なので、ひな人形を用意するまでとはいかなくても、食べ物くらい取り入れて行事と季節感を楽しむのもいいかもしれないなと思った。

 

 

 ハマグリのお吸い物とビールを交互に飲めば、確実においしいはず。

 海鮮とビール、絶対に合う組み合わせだなあ。

 

 

 

 

本だけ読んでも何も身につかない

呼んでもないのに3月がやってきた。

外は大雨で風がビュービュー吹いて窓枠がガタガタ震えてうるさいし、バイトは落ちるわ見つからないわで就職状況はお先真っ暗、最悪な状態で春が来てしまった。

 

仕事も見つからんので相変わらず1日中家にいる。

働いているときに買って読んでいなかった本が何冊かあり、

読書だけ捗っているけど、なんだか読書をしてもいまいち気が晴れない。

 

私はエッセイや旅行記、紀行文をよく読んでいて、読んだ後に実際に作者の訪れた場所に行ったり、作者と同じものを食べたりして追体験をするのが好きなのだけれど、生活圏ではいまだに自粛命令が出ているのでなかなか実現できないでいる。

 

中国語にこんなことわざがある。

 

读万卷书,行万里路(dú wàn juàn shū, xíng wàn lǐ lù)

 

清代の学者、顧炎武の主張である。

これは直訳すると万巻の書を読み、万里の道を行くとなり、

たくさんの本を読んで博識になり、一万里の道を旅して経験を積むことが重要であるという意味。

引きこもって本ばっかり読んでないで、お外に出なさい!ということである。

 

 

確かに本だけ読んで、文字列を暗記しただけでは教養という肉にはならない気がする。

追体験をすることは難しいが、読書後に本の感想を書いたり、自分なりにまとめたりして、何かしら形に残してやっと本から得た知識が本当の意味で身につくのだと思う。

 

ということなので、最近読んだ面白かった本の感想を現在ポチポチと入力しています。

完成したら投稿します!

 

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確定申告にマイナンバーカードを貼り付ける死ぬほど無駄な作業

毎年恒例の確定申告の時期がやってきた。
昨年に続き締切が4月15日まで延長されているが、
去年は先延ばししすぎてギリギリに提出してしまったので、
今年は早めにやってしまおうと思って、今日の午前中にスマホでポチポチと入力して終わらせた。

しかし確定申告の手順には毎年イライラさせられる。

世の中印鑑廃止の流れがきているのに、未だに押印が必要な上、マイナンバーカードを印刷して貼り付けるとかいう紙の無駄かつ意味不明な作業をしていると国のおえらいさんたちを増々憎々しく思ってしまう。

面倒なら電子申告をすればいいけれど、確定申告のためだけに、ICカードリーダーを買いたくない。
年一回の確定申告のために、それ以外用途がないものを買うなんてお金の無駄やんと思ってしまう。

源泉徴収票の添付が不要になったのは大きな進歩かもしれないけれど、未だにアナログ思考がおえらいさんに根付いているので改良されることはないんだろうな……

とりあえず、マイナンバーカードを印刷して貼り付ける作業を考えたおえらいさんは即刻解雇してほしい。