本だけ読んでも何も身につかない
呼んでもないのに3月がやってきた。
外は大雨で風がビュービュー吹いて窓枠がガタガタ震えてうるさいし、バイトは落ちるわ見つからないわで就職状況はお先真っ暗、最悪な状態で春が来てしまった。
仕事も見つからんので相変わらず1日中家にいる。
働いているときに買って読んでいなかった本が何冊かあり、
読書だけ捗っているけど、なんだか読書をしてもいまいち気が晴れない。
私はエッセイや旅行記、紀行文をよく読んでいて、読んだ後に実際に作者の訪れた場所に行ったり、作者と同じものを食べたりして追体験をするのが好きなのだけれど、生活圏ではいまだに自粛命令が出ているのでなかなか実現できないでいる。
中国語にこんなことわざがある。
读万卷书,行万里路(dú wàn juàn shū, xíng wàn lǐ lù)
清代の学者、顧炎武の主張である。
これは直訳すると万巻の書を読み、万里の道を行くとなり、
たくさんの本を読んで博識になり、一万里の道を旅して経験を積むことが重要であるという意味。
引きこもって本ばっかり読んでないで、お外に出なさい!ということである。
確かに本だけ読んで、文字列を暗記しただけでは教養という肉にはならない気がする。
今追体験をすることは難しいが、読書後に本の感想を書いたり、自分なりにまとめたりして、何かしら形に残してやっと本から得た知識が本当の意味で身につくのだと思う。
ということなので、最近読んだ面白かった本の感想を現在ポチポチと入力しています。
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