30代無職女の雛祭り
今週のお題「雛祭り」
初めてお題に挑戦してみることにした。
すっかり忘れていたが、昨日はひな祭りとかいう女の子のすこやかな成長をお祝いする日だったらしく、
私も30代無職女性という女の子なので、昨日はどんな1日を過ごしたか書き留めることにした。
6:00 起床 納豆ご飯を食べる
8:00 洗濯、家の掃除
10:00 所要があり市役所へ
12:00 帰宅 トイレ掃除とかした気がする
14:00 ネットで職探し 求人少なすぎて半泣き
15:00 昼&晩ごはん もやしとじゃがいも1個を食べた
16:00-20:00 すでに何をしていたか忘れた。多分何もしていない。
21:00 お風呂
22:00 読書
23:00 おやすみ~!
無職らしく無味乾燥のパサパサした、ひな祭り成分は案の定0。
しかも食べたものが納豆ごはんともやしとじゃがいもである。ひなあられ、ひし餅、ちらし寿司、はまぐりのお吸い物なんてものは
失業保険の収入のみで生きている今、手が届かない高級品、貴族の食べ物なのだ。
当然ひな人形もない。うちにある人形といえば、経年劣化して黄ばみつつあるスヌーピーのぬいぐるみと、昔ゲーセンで獲ったわけのわからん動物のぬいぐるみしかない。
そもそもひな祭りとは、古代中国の旧暦3月3日にあたる巳の日に、川に入り身を清める「上巳節」という行事が日本に伝わり、穢れや災いを人形に託して海や川に流していた環境破壊イベントであるらしい。
現在も流しひなとして日本各地で人形流しが行われているらしいけれど、流された人形は市の職員などが回収しているとのこと。仕方ないけど、流してないやん……
大人になればひな祭りで祝ってもらうことなんてない。
家庭や子供を持たない生活をしていると、こういう風習やイベントからどんどん遠ざかってしまうと実感して少し寂しくなってしまった。
毎日平坦な生活なので、ひな人形を用意するまでとはいかなくても、食べ物くらい取り入れて行事と季節感を楽しむのもいいかもしれないなと思った。
ハマグリのお吸い物とビールを交互に飲めば、確実においしいはず。
海鮮とビール、絶対に合う組み合わせだなあ。