猫の耳たぶ

失業者が思ったこと感じたことを書き散らします

富士山を見たことがない日本人

昨日、私は富士山を肉眼で見たことがないことに気づいてしまった。

富士山の近くに行ったことがないならまだしも、この年まで日本を代表する名峰、富士山を写真や映像でしか確認したことないなんて、かなり珍しい日本人なのでは……と思った。

もしかしたら飛行機や新幹線から見たかもしれないが、それを富士山だとは認識していないので、見たとは言えないし、富士山と認識していなければただのデカ山としか思っていないので、あまり意味合いは変わらない。

富士山は静岡県にあるものだと思っていたので、山梨県との県境にあることはアニメのゆるキャン△で初めて知ったし、富士山の頂上は両県との陣地争いの結果、どちらの県でもないという取り決めがあったことすらつい最近まで知らなかった。

 

あの青くて美しい山を近くで見たらどれだけ感動するんだろう。

これを機に富士山に観光でも行こうと思い、富士山観光の定番らしい5合目についていろいろ調べていたら、なんと富士山は近くで見ると茶色い、ごつごつした山とのこと。

富士山が青く見えるのは、空気は青い光を反射するので、遠ければ遠いほど空気の層は厚くなり、本来赤茶色の山でも分厚い空気を通して見るので青と認識してしまうとのこと。

つまり映像や写真で見るような青くて綺麗な富士山は、遠い場所から見た富士山だったのだ!!

 

人間の観光利権を巡った汚い陣地争い、実物はゴツゴツの巨大な岩のような富士山……

調べているうちになんだかいろいろとがっかりしてしまった。

富士山は遠いところから見るのが一番綺麗らしいので、

山梨県の河口湖や、美しい形の富士山が拝める忍野村へ行ってみようかと思います。